ヒース~荒野の花~

ヒースは元々アルプスの山々や地中海地方の植物でいたるところに見られる植物です。

ヒース(Heath)は、英語で「荒野」という意味。

ヒースが元々生えていた土地は砂質の荒れ地で、他の植物がほとんど生えないような場所でした。

小さなピンク色の花びらを持ち、荒野に美しく咲く植物の名前がそのままヒースとなりました。

成分としては「アルブチン」という成分が有名です。

アルブチンはメラニン色素の合成に関わる酵素の働きを抑えるため、美白効果をもたらすと言われています。

ヒースは園芸植物としても、花が美しい低木として古くから知られています。ハーブの世界では「ヒース」という名前が一般的ですが、園芸の世界の呼び名は「エリカ」。日本でも「ジャノメエリカ」や「スズランエリカ」など、様々な種類を目にすることができます。

※ヒースを使ったチンキの作り方はひとつ前の投稿をご覧ください。